2013年4月1日〜11日(ツアー8日間 + 3延泊)
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9日目(4月9日)
今回の旅行も明日は朝早く帰国の途につくため、観光できる最終日。この日は行きたいの場所へ行くための予備日にと思っていたこともあり、ナポリから近場の町を探したところ、ナポリの西、地下鉄2号線で約40分の町、ポッツォーリ(Pozzuoli)に行くことにした。ポッツォーリは、海辺から高台が広がる小さな漁港と遺跡、温泉(火山)地帯がある町だ。
ポッツォーリの町の高台側にある、温泉(火山)地帯のソルファターラ(Solfatara)。ここは、4000年前に噴火した火口跡で、その火口は770m×580mの大きさがあり、周囲に遊歩道と一部を除いて火口地帯も自由に歩くことができる。火口の中心付近や周辺からは、今でも高温の温泉がブクブクと湧きでている。この地を植民地化していたギリシア時代、そして、ローマ時代から19世紀まで、この湧きでる温泉泥(ファンゴ)を使った温泉施設があった。火口周辺には時折、巨大な岩がゴロゴロと転げ落ちてくることも!火口跡の入口側から一番奥にあたる場所では、高温の噴煙を上げる、グランデ・フマローラ(Grande Fumarora)があり、ここまで来る道には木の柵はあるものの、噴煙の出口付近にはそのようなものはなく、かなり近くまで寄ることができる。赤レンガでできた小屋のような周辺は、地表のあちこちが硫黄で赤黄色になっている。ここは、古代のサウナ跡(Stufe Antiche)で、今でも近くによると硫黄の匂いがきつく、汗ばむほどの熱風が流れてくる。現在は入場が不可になっている。
町の北にある、フラヴィアの円形闘技場(Anfiteatro di Flavia)。ローマ帝国時代の69〜79年に掛けて、第5代皇帝ネロにより着工されて、ヴェスパシアヌス帝の時代に完成。
闘技場の大きさは149m×116mで、約2万人を収容したとされている。生憎、この日は休館日で中を見学することができなかったで柵越しに外観を数枚撮影。
港近くにある、セラピーデ神殿と市場跡(Tempio di Serapide. Macellum)。地下鉄線のポッツォーリ駅方向から坂を下ってくると、突然、開けた空間が現れ、水に浮かぶ遺跡が目にとびこんでくる。中央には16本の支柱に支えられた、トロス(Tholos)と呼ぶ円形の神殿があり、その後ろには大きな柱が4本(現在は3本が残っている)があった。その周りを囲むように商店の跡が見られる。この地域の地盤沈下により遺跡の大半が水没した状態のままになっている。
海岸線には小さな漁港があり、漁が終わった後片付けの最中。その片隅では、魚やタコを箱やバケツに入れて販売している(左写真)。
港の東側に広がる旧市街地の路地を散策。直線距離で500m程度の範囲に小さな教会がいくつもあり、その前に広場がある。そんな路地をのんびりと散策すると、町中の人たちの会話が耳に入っている・・・午後のひととき。教会に隣接した広場の中で一番広い、サン・パウロ広場(Largo S.Paolo)(下中写真)。お昼も過ぎてお店やカフェのほとんどがお昼休みになっている。人通りも少なく閑散とした雰囲気だ。昼休み中のお店のショーウインドー越し(下右写真)に、地元のワインかな?
海岸に面した町の外れの高台に、リオーネ・テッラ(Rione Terra)はある。ここは約1500年前の古代都市があった場所で、考古学施設になっていて、その上に現在ある建物が建てられた多くの人々が住んでいたが、地震被害などにより1970年ごろから無人化している。現在、住民は強制退去させられて、復旧工事が進められているが、今が工事は終わっていなく、リオーネ・テッラも閉館中のため見学することはできなかった。
ナポリからポッツォーリへとつながっている私鉄クマーナ線(Ferrovia Cumana)。高台にある市庁舎付近から住宅街の中をのんびりと走る電車を望むこのとができる。
午後15時ごろ、ポッツォーリからナポリ市内へと戻ってきて、地下鉄2号線PiazzaAmedeo駅に下車、そこからケーブルカーで、ヴォメロ(Vomero)地区にある、国立サン・マルティーノ美術館(Museo Nazionale di San Martino)へとやってきた。この美術館は、かつて修道院だった建物を利用していて、美術品だけでなく、この建物自身も17世紀のナポリ・バロック様式の最高家作のひとつとされるほど建物細部にわたり装飾された美しいものだ。美術館の奥にナポリを一望できるテラスがある。そのテラスに抜ける通路には車輪の大きさがゆうに身長を超えて2m以上の巨大な馬車がある。テラスの下にも、ヴォメロの丘に広がる旧修道院の庭園がある。美術館の正面入り口前にある広場からは、スパッカ・ナポリ(Spacca Napoli)からナポリ東側の街を一望できて、遠くにはヴェスーヴィオ火山を望める。スパッカ・ナポリ地区を見ると、宗教の異なるいくつもの教会がたくさんあることが分かる。
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